キングダムのあの名セリフ、中国語版ではどう表現してる?蕞の民に語った嬴政のスピーチ

自習部屋

「キングダム」はヤングジャンプで原 泰久が2006年より連載開始、2021年月現在、単行本61巻まで発売されいる大人気マンガです。

後に秦の始皇帝となる嬴政と、彼を支える将軍「李信」を中心とした物語です。

今回は「キングダム」でも最も人気のある「合従軍編」の名シーンが、中国語版ではどう表現されているかについて調べましたのでシェアしたいと思います。

引用しているのは繁体字版なので、私が勉強している簡体字で説明します。
また、拼音と音声も用意しましたので参考にしてくださいね。
拼音と音声については自動生成ツールを使っていますので、間違っている箇所もあるかもしれません。
その点お許し下さい。

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キングダムの中国語タイトルは「王者天下」


引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

キングダムの中国語タイトルは「王者天下(Wángzhě tiānxià)」です。

王者天下

ああなるほど!と納得するタイトルに落ち着いてますね。

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合従軍編とは

2021年4月現在、キングダムの合従軍編がアニメで放映中です。
下記の記事はネタバレを多く含んでいますので、もしアニメでキングダムを楽しんでいる方はご注意下さいね。

合従軍編のあらすじ

合従軍編は、秦国以外の6国が手を組み大群を率いて秦に攻めてくるところから始まります。
秦は全戦力を国門の函谷関に集結させて戦いますが、敵は死闘のどさくさに紛れ、函谷関の横側から秦国内に侵入します。

それにいち早く気づいた麃公将軍と飛信隊は敵に追いつき交戦。
信は麃公将軍と最後まで共に戦おうとしますが、麃公将軍は信に自分の盾を託し「行け!」と言います。


引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

そしてその戦闘で麃公将軍は戦死。

絶望の戦局の中、飛信隊は最も首都咸陽に近い街「蕞」に辿り着きます。
そこで飛信隊を待っていたのは、自ら軍勢を率いて出陣してきた大王嬴政でした。

そして嬴政はこの「蕞」の街で敵を迎え撃つべく、一緒に戦う蕞の民達に語りかけるのです。

「蕞」の民に語りかける嬴政のスピーチ

このシーンでは、数人の立場の人が自分の名前を名乗っています
勉強になるので一緒に見て行きましょう!

丞相の昌文君が名乗る

まずは家臣としては一番高いポジションである昌文君が名乗るシーンです。


引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

我叫昌文君!
秦国左丞相昌文君!
昌文君!
(Wǒ jiào chāngwén jūn! )
秦国左丞相昌文君!
(Qín guó zuǒ chéngxiàng chāngwén jūn!)


我が名は昌文君。
秦国左丞相の昌文君である。

蕞の民は丞相がここにいることに驚いていますね。

「什么・・・(なに・・・)」
「丞、丞相!?」

しかし、そんな驚きは序の口でした。
次は昌文君が大王嬴政を紹介するシーンです。

昌文君が大王嬴政を紹介


引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

而这一位就是・・・
我秦国的大王!第31代秦王・嬴政!!

而这一位就是・・・
(Ér zhè yī wèi jiùshì)
我秦国的大王!第31代秦王・嬴政!!
(wǒ qín guó de dàwáng! Dì 31 dài qínwáng de yíng zhèng!!)


そしてこの方こそ・・・
我が国の大王!第31代秦王嬴政様である!!

「位」は人に対しての尊称ですね。
例えば「何名様ですか?」と聞く時、「请问几位」と使ったりします。
そして「就」を使って、この方「こそ」と強調しています。

蕞の民はみんな、驚きを通り越して涙を流し全員跪きます。
そんな中、大王嬴政は自ら名乗ります。

大王嬴政が自ら名乗るシーン


引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

寡人乃秦王嬴政

寡人乃秦王嬴政
(Guǎrén nǎi qínwáng yíng zhèng)


秦王嬴政である。

「寡人」は身分の高い人がへりくだって自分を指す時に使う言葉です。
「乃」は「是(〜です) 」の少し固い言い方、よって、「私は〜である」となります。

嬴政が民の少年に名前を聞くシーン


引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

勇敢的少年啊,你叫什么名字
音声では「叫」が抜けてます。
我是甘人之子,甘秋!

勇敢的少年啊,你叫什么名字?
(Yǒnggǎn de shàonián a,Nǐ jiào shénme míngzì)
甘人之子,甘秋!
(Wǒ shì gān rén zhīzǐ, gān qiū!)


勇敢な少年よ、そなたの名は?
甘人の子、甘秋!

嬴政から少年へ名を聞いています。
「什么名字?」とずばり名を聞くのは下の立場の人や子供に対してであり、上の人に対しては、ぼかして「您・・・」と聞くと私は先生から教わりました。

昌文君は「我昌文君(我がは昌文君)」と言っており、甘秋は「我甘秋(私甘秋)」と言っています。
どっちでもいいのですが、教科書に最初に書いてあるのは「我叫」の方ですね。
少し正式な言い方ですね。

嬴政が自分も民と一緒に戦うと語るシーン

引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

寡人是为了与各位一同流血,
才来到这座拿握秦国命运的战场的
寡人怎么可以回去?
(Guǎrén zěnme kěyǐ huíqù?)
寡人是为了与各位一同流血,
(Guǎrén shì wèile yǔ gèwèi yītóng liúxuè
)
才来到这座拿握秦国命运的战场的
(Cái lái dào zhè zuò ná wò qín guó mìngyùn de zhànchǎng de
)


戻るものか。
秦の命運を握る戦場に、共に血を流すために俺は来たのだ。

首都の咸陽に戻って下さいという民の言葉に対して、「なんで?俺は一緒に戦うために来た」と言った嬴政、かっこいい。

「怎么可以回去」は「どうして(咸陽に)帰ることができるのか」のような意味になります。
「为了」は「〜のために〜」、「与」は「選択する」なので、「皆と同じく血を流すことを選択するため」となります。

最後の檄を飛ばす嬴政


引用:原 泰久 キングダム31巻繁体字版 集英社

秦国的子民啊,让我们奋战到最后一刻。
我们一定要・・・守住我们的国家‼︎

秦国的子民啊,让我们奋战到最后一刻。
(Qín guó de zi mín a, ràng wǒmen fènzhàn dào zuìhòu yīkè.)
我们一定要・・・守住我们的国家‼︎
(Wǒmen yīdìng yàoshǒuzhù wǒmen de guójiā)


最後まで戦うぞ、秦の子らよ。
我らの国を絶対に守りきるぞ!

「奋战」は一見分かりにくいですが「奮戦」の簡体字です。
「一定要・・・」は「必ず〜しなければならない」のような意味となります。

民と共に一丸となって戦った結果

大王嬴政のこのスピーチで民たちは必死に戦い、嬴政自身も大怪我を追いながらも、ついに国を守ることに成功します。

まとめ

いかがでしたか?
今回はキングダム合従軍編のシーンを紹介しました。
また次回も、どこかのシーンを紹介しながら一緒に勉強できれば嬉しいです!

それでは今日はここまで。
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歩々
歩々

晚安,再见!

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